涼介の殴り書き

酒と節約と独り言と反骨精神

住みたい町ランキング一位が決まりました。

住みたい町ランキング

 

それはいかにも地方民が憧れるであろうメジャーな駅名が連なるランキングである。

一位横浜、二位吉祥寺、三位大宮

いずれも飲み屋に溢れて騒がしそうで家賃が高そうな都市ばかりではないか

住みたい町とは都心へのアクセスが良く、それでいてある程度の静寂が担保され、駅前に困らない程度の飲食店があり、そして家賃が安い

というあたりが評価点にはなるではないだろうか。

それが先ほどのランキングはどうだろう

都心へのアクセスだけはすこぶる良い物のおよそ静寂とはかけ離れ、飲み屋は飽和状態にあり泥酔した酒ゾンビ達がそこらかしこに溢れる光景はまさに近代ゾンビ映画さながらである。カメラを止める間もなく家賃に目を向けてみよう「横浜駅 平均家賃ワンルーム9.29万」。一体誰がすめよう。選ばれし上級国民達だけが最新のマンションに住みゾンビ達から隔離された平穏な生活ができ、我々庶民は日々怯えながらうさぎ小屋のごとく荒屋で過ごすしかないことを裏付けてるではないか。そんな中私が断固として住みたい町ランキングに推すのは

 

「東村山駅

 

である。

ほぼ埼玉に位置するこの街は志村けんの故郷としてだけ有名な一見東京のはずれにある辺鄙な町だが北に一駅いけば埼玉屈指の繁華街「所沢」があり、南に数駅いけば東京の大動脈中央線に接続される。そして私がなにより一押しなのだがたまに都心に出たい時は全席指定席、新幹線のグリーン車のごとくくつろげるレッドアロー号でなんと23分で高田馬場や新宿にいけるのだ。東村山駅の次の駅が高田馬場なのだ。どんだけ泥酔しても500円でリクライニングして帰れるのはなんて魅力的だろう。魅力はアクセスだけではなく、意外と駅前には一通りのチェーン店があり、飲み屋に関しても最寄りでしっぽり飲むには申し分ない量の飲み屋がある。そんな駅前を3分も歩けば閑静な住宅地が広がりそしてなにより平均家賃相場がワンルーム4万を切る。

 

我が軍の圧勝ではないか。

派手に遊ぶ時だけ東村山駅を出れば良いのだ。

良い所取り漁夫の利とはまさにこのこと。

異論は認める。